AGILE STUDIOのオンライン見学に行ってきました
みなさんはAGILE STUDIOという場所を知っていますか?
永和システムマネジメントさんが立ち上げられた共創開発の場所で、そこを見学できるツアーを用意されています。ご時世的に場所に行くのは…という方に向けてリモートでの見学会も開催されていて、今回はクラスメソッド のメンバー7人で、リモート見学させていただきました。
実際に利用されている現場を見せてもらえるというのは新鮮で、壁が全面ホワイトボードという部屋に、手書きのバーンダウンチャート(最近はコロナ禍にてオンラインに移行しているそうです)を貼っている様子なども拝見できて、リモートではありますが、現場の場作りが見られて勉強になりました。本やブログの写真で様子を見るということもできるのですが、リモート中継で、リアルな目線での移動からのバーンダウンチャートが目に入っている感じなどが私にとっては最高でした。
そして、見学できた内容も良いのですが、見学のツアーまでのプロセスデザインも良くて、事前に見学の目的、見学メンバーの期待も確認していただき、より見学者が有意義に過ごせるように設計されているのもありがたいことで、申し込んでから、我々用のアジェンダが送られてきたあたりは、さすがなおもてなしというか、場づくりをされていると思い感動しました。実際に見学が始まってからのお互いの会社説明をするというところでも、お互いの背景を理解した上で見学を始められるので、「差」で学ぶ部分と、「共感」で意味づけを強くする部分など、学び多き時間でした。
ひとつの見どころとして、特注のソファー付きのアーム型の壁で形成された「モブプロルーム(すみません。正式名称忘れましたが…注1)」が素敵でした。実際にそこでペアプロされている風景に偶然出会えましたが、スタンディングで広すぎず、狭すぎず、いい感じの距離(今だとソーシャルディスタンス的にも)の場所で、後で聞いたら、この場の設計にはこだわりがあったとのことでした。
今回は見学の時間もさることながら、その後のディスカッションの時間を多くとってもらっていて、見学で浮かんだ質問に答えてもらったり、最近のAgileについてや、開発でのTipsについて話し合ったり、また最近クラスメソッド でも掲げている「内製化支援」という言葉をテーマに意見交換も行うことができました。45分のディスカッションタイムでは足りず、追加の30分を懇親会的に話すことができて、お付き合いいただいた永和システムマネジメントの方々には感謝します。具体的で濃い話もできたので、この話の続きはどこかでできるといいですね。ということで、次にも繋がる時間となりました。
私にとってはAGILE STUDIOという場自体が、学びと実践と実務(開発)の場となっていて、この場で共に物づくりをすることができたら楽しそうだと思えて、場の持つ力を実感できたのが楽しかったです。 こちらは最後の記念撮影。充実の時間を過ごした証です!
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永和システムマネジメントの岡島さんもこの見学について書いてくれていましたので、よかったら永和システムマネジメントサイドからの内容もご覧ください。 内製化支援の形(クラスメソッドさまご見学)
そして、このブログで興味を持たれた方はこちらから見学の申し込みできます! AGILE STUDIO 見学
注1:後で確認したら「ハーモニー」という名前でした。